友人と合流し、小型バスに乗ってZiniaré(ジニアレ)に移動した。
バスの上に荷物を載せている人の足。バスの上には自転車やバイク、動物などが載っています。卸業の人も利用しているのか、商品らしき同じものがバスと同体積くらい載っているバスもある。中は超暑かった。
だんだん風景が田舎になっていき、ワガドゥグから一時間ほどでジニアレに到着。
友人宅には守衛さんがいて、塀で囲まれた中にはニワトリがいっぱい。そして犬が一匹。ヤモリの巨大なのがちょこちょこいて、時々「ケッケッケッ!」とよく響く声で鳴く。最初聞いた時、携帯の呼び出し音かと思った。
バイクの後ろに乗せてもらい、マルシェに行く。バイクはノーヘルだと涼しくて本当に快適。これからはノーヘル派で行きたい。
マルシェは数日おきに開く。この日は閉まっている日だったので、開いているお店はまばらだった。
売っている野菜もくだものも、見た目がいまいち悪い。オレンジは皮が異常に硬いし、ネギは葉の部分がとても短い。でも、食べてみると、中に味と香りが濃縮していて、すごくおいしい。パリのビオマルシェもお話にならないおいしさ。気候が乾燥しているせいかもしれない。
生地屋さんで布を買って、服を仕立ててもらう。ブルキナファソでは、例えば「2015年のバレンタインデーの生地」など、イベントごとに布が発売され、イベントにあわせてその生地で服を仕立てる習慣というか楽しみがあるらしい。
お風呂はバケツで水を浴びる。トイレは直径15〜20㎝の穴。だけど想像したよりまったく不便を感じない。特にトイレは、乾燥のせいなのか、40度の気温のせいなのか、水洗トイレより臭くないので驚いた。穴が小さくて慣れるまで緊張したけど。